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2014年10月19日日曜日

家紋シリーズ 【五瓜に桔梗】のご紹介

こんばんは。 木工の友三WEB担当スタッフの丸子です。 
本日は、家紋シリーズ 【五瓜に桔梗】 のご紹介です。   



木瓜紋と桔梗紋のミックスですね。二つが組み合わさっているので、五瓜紋のカテゴリに入ると思われます。
木瓜紋の中で特に、円を5つで割った外輪を持つ紋を五瓜、またその中に唐花がある紋を五瓜紋と称するそうです。
この紋の意味は、基本的には木瓜紋と同じですが、輪の中にバランスがよく、別の紋が入れやすいので広まったようです。
桔梗は秋の七草の一つで、可憐な紫色の花です。

江戸時代、家紋を衣服につけるのは男性に限られていたので、女性は桔梗の花を、線書きでやや小形にしてしたものを用いました。
そのため桔梗紋は代表的な女紋の一つとされています。
武士でこの紋を用いたのは清和源氏の土岐氏で、戦国時代には土岐氏の流れを汲む明智光秀が水色の桔梗紋を用いたことは有名なんだそう。

家紋の世界は、奥深いですね。

それでは今日はこのへんで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。